ホンダ熊本(大津町)が、JR東日本(東京都)に逆転勝ちし、17年ぶりの8強を決めた。

0-1で迎えた4回に、先頭の山本卓弥外野手(23=亜大)が、2試合連続となる右越え同点ソロ。「1打席目は三振。スイングをシャープに変えて打席に入ったことが良い結果につながった」とうなずいた。続く5回1死満塁では、右前に勝ち越しの2点適時打を運んだ。

神村学園2年春に出場したセンバツでは、開幕戦で大会第1号を放ち、大舞台での勝負強さには自信がある。「緊張するタイプではない。場面を楽しむことができている」と話した。

亜大4年の昨年はプロ志望届を提出したが、ドラフト指名されず。社会人に進み、「チャンスがあれば目指してやっていきたいです」と実力を磨いてプロ入りを目指す。チームを優勝に導き、アピールする。