5年連続54回目の出場で昨年8強のパナソニック(門真市)が、8強進出経験のなかった四国銀行(高知市)に敗れる番狂わせが起きた。

パナソニックは攻撃のミスが響いた。3回無死一、二塁の先制のチャンスで、二走の松根優内野手(26=近大)が打者がバントの構えから低めボールを見逃した際に飛び出し、三塁でタッチアウト。好機を逸した。松根は「ストライクゾーンに来たら走るという練習をしてきた。その中で落ちるボールで。1歩出た際に足を滑らせて戻れないと判断して三塁に走りました」と振り返った。

ミスの直後の4回に2失点。チームは2回戦で姿を消した。松根は走塁を反省した上で「1球でどう仕留めるか。甘い球を1球でどう捉えるかが大切になってくると思う」と前を向いた。