日本ハムのドラフト1位、苫小牧駒大・伊藤大海投手(23)が、苫小牧市内で契約金1億円プラス出来高払い、年俸1500万円で仮契約を結んだ。訪れた同市内の漁港では漁船をバックに記念撮影。北海道鹿部町出身で父がタコつぼ漁師という右腕は「海の町で育ったということもあって、海の近くで契約を行うことができてすごくうれしい」と笑った。

ホッキ貝の漁獲量日本一を誇る苫小牧漁港。疲労回復に効果抜群といわれているタウリンや、カルシウムなどのミネラルも豊富で、健康に大切な栄養素もたっぷり含まれている。全国的にも有名で名物のホッキカレーも口にし「おいしかったです」。今後へ向け「1球でも1試合でも多くチームに貢献したいという思いがある。1年目から必要とされる選手でありたい」と決意を新たにした。【山崎純一】