巨人ドラフト7位創価大・萩原哲捕手(22)が2日、都内のホテルで契約金3000万円、年俸740万円で仮契約を結んだ。「セールスポイントがバッティングだと思うので、キャッチャーとして守ることが当たり前ですけど、その中で打てるというところが自分のポイントだと思うのでそこはしっかりアピールしていきたい」と力を込めた。

二塁送球1秒8の強肩強打の捕手は、10月のリーグ戦で左手親指靱帯(じんたい)を痛め、11月5日に手術を受けた。全治2カ月で現在は順調に回復。来年1月の新人合同自主トレには間に合う見通しだが、学生最後の試合となった関東地区大学野球選手権大会決勝はベンチで終戦を迎えた。「チームとしてはすごくいい結果が残せたと思うんですけど、個人としては学生最後の大会ですごく悔しい思いをしたので、そういった思いもしっかりプロの世界で、厳しい世界になると思いますけど、自分の力で勝負したいなと思います」と雪辱を誓った。

同大会で優勝を果たした桐蔭横浜大には、西武1位の渡部健人内野手(21)がおり「すごいバッターですけど、その中でもバッター1人1人に長所もあれば短所もあると思う。プロの世界に行ってもいいバッターと言われるバッターでも、短所の部分が出てくると思うので、そういった部分もしっかり自分が研究してチームの勝利に貢献出来るようなキャッチャーになっていければ」と気を引き締めた。(金額は推定)