MVPはパ・リーグソフトバンク柳田悠岐外野手、セ・リーグ菅野智之投手が受賞。最優秀新人賞は、パは西武平良海馬投手、セは広島森下暢仁投手が選出された。
- プロ野球「NPB AWARDS 2020（NPBアワード）」記念撮影でポーズをする、左からパ・リーグ最優秀新人賞の西武平良海馬、最優秀選手賞のソフトバンク柳田悠岐、セ・リーグ最優秀選手賞の巨人菅野智之、最優秀新人賞の広島森下暢仁＝2020年12月17日（代表撮影）
最優秀選手（MVP）
パ・リーグ ソフトバンク柳田悠岐（5年ぶり2度目）
「（2年連続で）優勝を逃してから、これが一番の目標やったんで。やっとかなったかなという感じです」
- プロ野球「NPB AWARDS 2020（NPBアワード）」最優秀選手賞を受賞しNPB斉藤惇コミッショナー（右）から表彰を受けるソフトバンク柳田悠岐（代表撮影）
セ・リーグ 巨人菅野智之（6年ぶり2度目）
「僕だけの力では取れなかった。このような賞をいただけたのも、シーズン最後まで試合ができたということなので、医療従事者、ファンのみなさんに感謝したいです」
- プロ野球「NPB AWARDS 2020（NPBアワード）」最優秀選手賞を受賞しNPB斉藤惇コミッショナーから表彰を受ける巨人菅野智之（代表撮影）
最優秀新人
パ・リーグ 西武平良海馬
「この賞に恥じないように、来年もみなさんに感謝しながら頑張っていきたいと思います」
- 「NPB AWARDS 2020」で最優秀新人賞を受賞した西武平良（左）（代表撮影）
セ・リーグ 広島森下暢仁
「本日この場で、この賞をいただくことができ、本当にうれしく思います。開幕が遅れ、たくさんの方々にサポートしていただき、1年間野球をすることができました。この賞を取ったので、来シーズンも結果を残せるように頑張りたいと思います」
- 「NPB AWARDS 2020」で最優秀新人賞を受賞した広島森下（右）（代表撮影）
パ・リーグ投手部門
ソフトバンク千賀滉大
最優秀防御率、最多勝利、最多三振奪取
「非常にうれしく、運が良かったなと思います。全部がたまたま取れた部分が強いと思いますが、三振は2年連続なのでうれしいです」
- ソフトバンク千賀（20年11月22日）
ソフトバンク石川柊太
最多勝利、勝率第一位
「正直、プロ野球の世界に入ってこのような賞を取れると思っていなかった。たくさんの人の支えがあって取れた賞。感謝しかないです」
- ソフトバンク石川柊太（2020年10月23日）
楽天涌井秀章
最多勝利
「素直にうれしいです。ストレートの質がここ2、3年の中で一番良くて、投げていて楽しかったです。すごく野球に集中できたことが、そういう結果につながったかなと思います」
- 楽天対涌井秀章（2020年9月30日撮影）
ソフトバンク・モイネロ
最優秀中継ぎ
「難しいシーズンでしたが、野球に関しては自分のするべきことに集中できた。そういう点では良かったと思います」
- ソフトバンクのリバン・モイネロ（2020年10月27日）
西武増田達至
最多セーブ
「肩、肘を休ませてもう一度鍛えています。来シーズンもこのようなタイトルを取れるように頑張ります」
- 西武増田達至（2020年9月27日撮影）
オリックス山本由伸
最多三振奪取
- オリックス山本由伸（2020年9月29日撮影）
セ・リーグ投手部門
中日大野雄大
最優秀防御率、最多三振奪取
「奪三振は途中から狙っていた。（菅野が獲得した最多勝は）今年で背中が見えた。勝つコツもつかんだ。勝てばチームにも勝ちがつく。来年も完投して、また沢村賞も受賞できる成績を残したい」
- 「NPB AWARDS 2020」で沢村栄治賞を受賞した中日大野雄（代表撮影）
巨人菅野智之
最多勝利、勝率第一位
「先発にとって、勝ち星は何よりもうれしいこと。僕1人の力じゃ成し遂げられないですし、いろんな人に感謝して、これからも積み重ねられるように。（最高勝率を獲得し）主要タイトルを全部取れた。最多勝もうれしいですけど、最高勝率の方がうれしいです」
- プロ野球「NPB AWARDS 2020（NPBアワード）」最優秀選手賞を受賞しNPB斉藤惇コミッショナーから表彰を受ける巨人菅野智之（代表撮影）
阪神スアレス
最多セーブ
「充実した1年を送れたと思います。セーブ王が決まるという試合は充実感とうれしい気持ちが混ざった瞬間でした。ベネズエラ人として初めてNPBでセーブのタイトルを取ることができたので、自分の国を代表してプレーできている誇りはあります」
- 最多セーブ投手賞を受賞したスアレス（球団提供）
中日祖父江大輔
最優秀中継ぎ
「取れると思っていなかったのでうれしい。開幕が遅れたが2カ月間、自分のやりたい調整ができたのでよかった。先発のつくった試合を消さないように心掛けた」
中日福敬登
最優秀中継ぎ
ヤクルト清水昇
最優秀中継ぎ
「このような賞を受賞できたことは、とても光栄に思っています。まずは、このような状況の中で、最善を尽くしてくださったプロ野球関係者、医療関係者の皆様に感謝申し上げます。自分にとっては、ものすごく充実したシーズンだったと思います」
- 最優秀中継ぎに輝いた左から中日福、中日祖父江、ヤクルト清水
パ・リーグ打者部門
オリックス吉田正尚
首位打者
「1番になれたのでうれしい。自分のスイングで強くコンタクトすることを心掛けた。（チームが）最下位だったので、何とか優勝を目指して貢献できるようにしたい」
- 吉田正尚（2020年10月10日撮影）
ソフトバンク柳田悠岐
最多安打
- プロ野球「NPB AWARDS 2020（NPBアワード）」最優秀選手賞を受賞しNPB斉藤惇コミッショナー（右）から表彰を受けるソフトバンク柳田悠岐（代表撮影）
楽天浅村栄斗
最多本塁打
「まさか自分がこの賞に携われると思っていなかったので、率直にうれしいです。なかなか調整がうまくできない中、6月19日にスタートして、自分の中でもうまくいかないシーズンになりましたけど、タイトルを一つとれたので、自分の中ではすごく思い出に残るシーズンになりました」
- 楽天浅村（11月1日撮影）
日本ハム中田翔
最多打点
「今年は正直、もっとできると思っていた。悔しさしか残っていない。チームも5位という悔しい結果に終わった以上、打点王やベストナインを取ろうが、素直に喜べないのが本音です」
- 日本ハム中田翔（2020年10月24日）
日本ハム近藤健介
最高出塁率
「もっともっとチームに貢献しなければならないですし、今シーズンの数字に慢心することなく、チームの優勝のため、来季はさらに上のレベルを目指して頑張っていきたい」
- 日本ハム近藤健介（2020年7月29日）
ソフトバンク周東佑京
最多盗塁
- プロ野球「NPB AWARDS 2020（NPBアワード）」コミッショナー特別賞を受賞したソフトバンク周東（代表撮影）
セ・リーグ打者部門
DeNA佐野恵太
首位打者、最高出塁率
「大変光栄なことだと思っています。素直にうれしいです。（来季は）全試合出場できるように、また優勝に貢献できるように頑張りたいと思います」
- 佐野恵太（2020年10月16日撮影）
中日大島洋平
最多安打
「2年連続で取れたことは自信になる。体験したことのないシーズンで調整も難しい中で成績を残せたのは良かった。（DeNA梶谷は）いい競争相手。負けないように試合に臨んでいた」
- 中日大島洋平（2020年10月21日撮影）
巨人岡本和真
最多本塁打、最多打点
「2つも取れてすごい光栄に思います」
- 巨人岡本和真（2020年11月7日撮影）
ヤクルト村上宗隆
最高出塁率
「1試合1試合の積み重ねが、最終的にセ・リーグで1番だったということはすごくうれしく、自信にもなる。来シーズンはこの状況を打開して、上位進出、そして優勝を目指して頑張ります」
- ヤクルト村上宗隆（2020年7月2日撮影）
阪神近本光司
最多盗塁
「昨年、このアワードで口にさせていただいた2年連続の盗塁王が取れて、自分としても本当にうれしいです。個数というのはあまり増えなかったんですけど、来年はもう少し走って、チームのために頑張っていきたいと思います」
- プロ野球「NPB AWARDS 2020（NPBアワード）」セ・リーグ盗塁王を受賞しコメントする阪神近本（代表撮影）
パ・リーグ ベストナイン
投手 ソフトバンク千賀滉大（2年連続2度目）
捕手 ソフトバンク甲斐拓也（3年ぶり2度目）
一塁手 日本ハム中田翔（4年ぶり3度目）
二塁手 楽天浅村栄斗（5年連続5度目※一塁手で1度）
三塁手 楽天鈴木大地（初※遊撃手で2度）
「（楽天は）本当にいい人ばかりで温かく受け入れてもらったので、やりたいことを一生懸命できました。（来季へ）チームとして勝てなかったことは悔しくてファンの方と1つになって優勝したいというのが目標。ファンの方のありがたみを感じたので、元気な姿を球場で見せられたら」
遊撃手 西武源田壮亮（3年連続3度目）
外野手 ソフトバンク柳田悠岐（2年ぶり5度目）
外野手 オリックス吉田正尚（3年連続3度目）
外野手 日本ハム近藤健介（初※指名打者で1度）
指名打者 西武栗山巧（初※外野手で3度）
- （代表撮影）
セ・リーグ ベストナイン
投手 巨人菅野智之（2年ぶり4度目）
「充実したシーズンでしたし、コロナという難しいシーズンでしたけど、リーグ優勝できたので満足してます」
捕手 巨人大城卓三（初）
「連覇できたことは本当にうれしく思いました」
一塁手 ヤクルト村上宗隆（初）
二塁手 広島菊池涼介（3年ぶり2度目）
「みなさんいつも言っているように大変なシーズンでした」
三塁手 巨人岡本和真（初）
「いつかはベストナインを取りたいなと思っていたのでうれしいです」
遊撃手 巨人坂本勇人（3年連続6度目）
「開幕できるか分からない中でプレーできる喜びを感じながらプレーさせてもらった1年。優勝できたし、ベストナインといういい賞を受賞できてうれしい」
外野手 DeNA佐野恵太（初）
外野手 巨人丸佳浩（5年連続6度目）
「個人的には満足の行く数字は残せなかった。これを励みに来年頑張りたい」
外野手 広島鈴木誠也（5年連続5度目）
- プロ野球「NPB AWARDS 2020（NPBアワード）」セ・リーグベストナインを受賞した選手たち＝2020年12月17日（代表撮影）
コミッショナー特別表彰
特別賞
ソフトバンク周東佑京
「光栄です。今年は多くの方々に支えられて乗り越えられたシーズンでした。自分の成績を伸ばしていけるように頑張りたい」
- プロ野球「NPB AWARDS 2020（NPBアワード）」コミッショナー特別賞を受賞したソフトバンク周東（代表撮影）
パ・リーグ 特別表彰
ソフトバンク工藤公康監督
最優秀監督
「今シーズンは大変な中で、多くの人の支えがあって開幕することができた。120試合を戦い雌雄を決することができました」
- 「NPB AWARDS 2020」で正力松太郎賞を受賞したソフトバンク工藤監督（代表撮影）
セ・リーグ 特別表彰
巨人原辰徳監督
最優秀監督
「1年間大変お世話になりました。ありがとうございました。身に余る光栄でございます。同時に、素晴らしい選手に恵まれた結果だと思っております。来季は野球界発展、そして勝利を目指し、しっかりと戦いたい。平穏な世の中が戻ってくることを祈ってあいさつにかえたい」
- 「NPB AWARDS 2020」最優秀監督賞を受賞した巨人原監督（代表撮影）
巨人菅野智之
リーグ特別賞
広島菊池涼介
リーグ特別賞
- プロ野球「NPB AWARDS 2020（NPBアワード）」連盟特別賞を受賞した広島菊池涼介（代表撮影）
巨人戸郷翔征
新人特別賞
「このような賞を頂きとてもうれしく思います。何かの賞を取って、またここに戻ってこられるよう頑張ります」
- 「NPB AWARDS 2020」新人特別賞を受賞した巨人戸郷（代表撮影）
沢村栄治賞
中日大野雄大
- 「NPB AWARDS 2020」で沢村栄治賞を受賞した中日大野雄（代表撮影）
正力松太郎賞
ソフトバンク工藤公康監督
- 「NPB AWARDS 2020」で正力松太郎賞を受賞したソフトバンク工藤監督（代表撮影）
