巨人菅野智之投手(31)が、6年ぶり2度目となる最優秀選手に選出された。今季は自身6度目となる開幕投手を務め、今季初勝利をマーク。連勝街道を突っ走って、10月6日のDeNA戦(東京ドーム)でプロ野球史上初となる開幕投手からの13連勝を達成。歴史に名を刻んだ。

安定感抜群の投球で、リーグ連覇に大きく貢献した。20試合に先発し、14勝2敗、防御率1・97。131奪三振で、クオリティースタート(6回自責3以内)は16回を数えた。最多勝、最高勝率(8割7分5厘)のタイトルを獲得。2年ぶり4度目となるベストナインを受賞した。

今オフは大リーグ球団との交渉に向け、ポスティングシステムを申請した。自身の夢である大リーグでのプレーを模索しながら、新型コロナウイルスの影響で来季の大リーグの開催形式なども不透明なことから残留も視野に入れる。