ソフトバンク柳田悠岐外野手(32)がトリプルスリーを達成した15年以来、5年ぶり2度目のMVPを受賞した。

今季は打率3割4分2厘、146安打、29本塁打、86打点、出塁率4割4分9厘と5部門でチームトップ。自身初の最多安打のタイトルも獲得した。左膝裏の故障に泣き38試合の出場にとどまった昨年から見事に復活し、故障離脱することなく119試合に出場。チームの中心として1年間を走り切り、3年ぶりのリーグ制覇と4年連続日本一に導いた。

新型コロナウイルスの影響で、開幕は無観客。初めて観客が入った7月10日楽天戦では劇的なサヨナラ本塁打を放った。ファンあってのプロ野球を改めて実感する1年になった。