日本ハムが今秋のドラフト会議へ向けて、複数の道産子選手をリストアップしていることが分かった。

各球団のドラフト上位候補にも挙がる、旭川出身の大阪桐蔭・松浦慶斗投手(2年)がその筆頭。強豪で背番号1を託される身長185センチの最速150キロ左腕。昨年8月の甲子園交流試合では、東海大相模(神奈川)を2回完全投球で封じた。今春センバツも出場を確実にしている注目選手だ。

また北海のエース木村大成(2年)もマークする1人。昨秋の全道大会では準決勝、決勝と2戦連続完封勝利。松浦と同じくセンバツ出場を確実にしている最速145キロ左腕は、23年春に開業予定の「エスコンフィールド北海道」のお膝元、北広島市出身で話題性もある。

昨秋ドラフトでは「能力で評価している」(球団幹部)という大前提の中で、北海道出身選手を3人指名。今秋も実力者がそろう道産子の複数指名となるか注目だ。