阪神ドラフト7位の高寺望夢内野手(18=上田西)は貪欲な向上心で腕を磨く。

2日は母校で自主トレを公開。巧打が売りの遊撃手で、先輩にはスタメンの木浪や小幡、遠藤らがいる。「まずは守備力が大切だと思っているので、守備の話を積極的に聞いてみたいです。すごい先輩ばかりですが、多くのことを吸収してタイガースのショートを守れるように頑張ります」と鼻息を荒くした。

1カ月前に行われた新人の体力測定では、30メートル走、トップスピードでの10メートル走、垂直跳びの3種目でトップ数値。新人9選手の中で唯一の高卒ながらポテンシャルを披露した。「まずは体作りに力を入れ、ファームで活躍して結果を残せるように、泥臭く自分らしさを全面に出してプレーしたい」。虎最年少となる18歳が、新年に気を引き締めた。