ロッテのドラフト4位河村説人投手(23=星槎道都大)と育成ドラフト2位の小沼健太投手(22=BC・茨城)が16日、新人合同自主トレで報道陣のオンライン取材に対応した。

河村は192センチの長身から、最速150キロを投げ下ろす。189センチ右腕の小沼も最速は151キロに到達している。

ロッテはリーグの中でも投手陣の平均球速が遅く、19年ドラフト1位の佐々木朗をはじめ、力強い直球を投げる投手の獲得が、近年の編成テーマの1つになっている。河村、小沼ともその方針に合致する指名となった。

河村は先発候補、小沼はリリーフ候補として飛躍が期待される。「自分の平均球速はまだ遅い。(最速で)155キロは現実的に出したいです」(河村)、「速ければ速いほどいい。155キロは超えたいと思っています」(小沼)と、ともに155キロ超えを目指し、プロでのトレーニングを積んでいる。