DeNAのドラフト1位ルーキー入江大生投手(22=明大)が24日、春季キャンプの1軍スタートが決まった感想を語った。

「1軍に呼ばれたからには何かしら爪痕を残したい。アピールしたいという気持ちが強い。100%に近い状態で自分のボール、打者を抑える気持ちを見てもらいたい」と2月1日からの宜野湾キャンプを見据えた。

横須賀市のDOCK OF BAYSTARS YOKOSUKAでの練習では、ブルペンで中腰の捕手を相手に30球を投げた。三浦監督ら首脳陣が見守る前で、初めてフォークやカーブもまじえた。内角にも直球やスライダーを投げた。「キャンプの最初に捕手を座らせたいので、いろんな変化球の感覚を取り戻したかった」。指にかかった球は「144~145キロぐらい出ている」という状態。「まだ1月の後半なのでスピードよりも球の質にこだわっていきたい」と話したが、調整は順調のようだ。

2月7日には紅白戦が予定されている。「自分の調整と首脳陣の方に判断していただいたら、投げたい」と登板へ意欲を燃やした。【斎藤直樹】