亜大野球部に、ソフトバンク松田宣浩内野手(37)から1万6000枚のマスクが届いた。マスクの数は、プロ16年目にかけたという。松田は「例年、1月は亜大で自主トレを行ってきましたが、今年はコロナでそれもできなかった。後輩たちもコロナに負けずに頑張ってほしい。そんな思いを込めて送りました」とエールを送った。

亜大の選手たちは、早速マスクを着用。ドラフト候補に挙がる松本健吾投手(3年=東海大菅生)は「僕たち後輩を気にかけてくださって本当にありがたい。息が通りやすく、練習中も使えそうです」と喜んだ。

亜大は昨年、東都リーグで優勝を果たした。松本は「松田さんは、昨年プロの世界で日本一を果たされました。僕らも、先輩にならい、今年大学日本一を取りたいです」と意気込んだ。