阪神の高卒2年目西純矢投手が、初の1軍キャンプ初日にブルペンでチーム最多の153球を投げ込んだ。福原投手コーチから、体が突っ込まないよう、体重を体の右側に残すようにアドバイスを受けた。

「いい感覚で、つかむものがあった。気づけば、150(球)までいっていた。高校(創志学園)以来ですね」とプロ入り後、ブルペンでの最多投球となった。

投球動作で上げた左足に、体の前で構えたグラブを「ポンッ」と当てて間をつくるツインズ前田健太投手を参考にした新フォームを固めるために、全体練習後もシャドーピッチングを続けた。

この日は全体練習前にエース西勇輝投手と一緒にストレッチやランニングを行った。前日1月31日に声をかけてもらい、西純から「ぜひ、お願いします」と頼んだ。「(西勇の)ひとつひとつの練習に意味がある。このキャンプ中、ついていかせてもらって、いろんなことを吸収したい」。19年ドラフト1位右腕は遠戚関係のエースのもとで、大きく羽ばたく。

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