河田雄祐新ヘッドコーチ(53)が全体練習後に田中広輔内野手(31)、菊池涼介内野手(30)のタナキクコンビに極秘トレを行った。

報道陣が見学できない屋内練習場でバント、バスター、進塁打の練習が繰り返された。河田コーチは機動力野球復活に、2選手の復調が欠かせないと感じている。「2人には『全てに対して見本になって、ベンチはどういう気持ちでサインを出すのかというところを、改めて分かって欲しい』と。1日1回、チーム打撃のことを考える時間をつくってくれという話をした」。能力を認めているからこそ、佐々岡監督が掲げる野球の体現者となることを期待する。

2人の復調は広島野球の復活も意味する。「彼らが1、2番に座ってくれればベスト」と河田コーチの期待は大きい。指導を受けた田中広は「レギュラー陣がワンランク、ツーランク上がることが、今後もいい方につながる」と、応える覚悟はできている。

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