オリックス山岡泰輔投手が7日、ナックルカーブの改良に着手した。今キャンプ初のブルペン投球を行い、直球に同球種を織り交ぜ56球を投じた。

「確認したかった部分があった。持ち球にスライダーがあるから、(カーブを)使うタイミングが(今まで)わからなかった。スライダーとカーブの軌道が似てるので」と説明した。

ナックルカーブは昨季終盤に習得。「腕の振りはモイネロが理想」とした。自身は縦のスライダーが武器だが、投球の幅を広げるのが狙い。「自分のスライダーは落ちるところから速い。カーブだと加速がないから、ボールが(手元に)来ない。(2球種に)5~7キロの差があれば、もっとスライダーが生きる。縦、横、奥行きを作りたい。ベースを大きく使いたい」とした。

宮崎キャンプ参加者大トリのブルペン入りには「ケガに気を付けて、マイペースにいこうと」と話した。昨季は開幕直後に左脇腹痛で離脱。同じ轍(てつ)は踏まない。【真柴健】

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