日本ハムの背番号「19」は投手の系譜だ。左腕の間柴茂有(78~88年)は81年に15連勝を達成。15勝0敗の勝率10割で最高勝率のタイトルを獲得した。

92年から3年間は、現在2軍投手コーチの島崎毅。96年に制定された最優秀中継ぎ投手のタイトルの最初の受賞者となった。次に「19」を背負ったのも、現首脳陣。95年から9年間は厚沢和幸の番号だった。

清水章夫(04~07年途中)萩原淳(07年途中~)中村泰広(08年)林昌範(09~11年)と受け継がれ、12年から増井浩俊(~17年)。150キロを超える直球と、落差の大きいフォークボールを軸に活躍。新人で最優秀中継ぎ投手を獲得すると、15年に抑えとして39セーブをマーク。16年はシーズン途中で先発に転向し、2桁勝利を挙げて日本一に貢献した。

トンキン(18年)を経て、19年からは金子弌大。先発復帰する今季に注目だ。