球界史上最長身2メートルの超大型新人が“プロ初長打&初打点”をマークした。

巨人ドラフト5位秋広優人内野手(18=二松学舎大付)が、ヤクルトとの練習試合に「8番一塁」で先発出場。4回先頭の第2打席、141キロの直球をはじき返し、左中間を破る二塁打とした。続く第3打席には、無死二塁から、中越えの適時二塁打。恵まれた体格に秘めたパワーを披露した。

原監督の教えをすぐさま結果につなげた。試合前のトス打撃中、原監督にボールをあげてもらいながら直接指導を受けた。スムーズにバットが出るよう、自分側にバットを寝かせる打撃フォームに変更。対外試合3試合で9打数1安打と満足のいく結果ではなかったが、2本の長打で期待に応えた。「巨人に来てから、フォームは『今のままでいいよ』と言っていただいて、気楽に打っていたが、今までの(フォーム)では打てなくて。修正していきたいという中でアドバイスを頂いた。ありがたいです」と感謝した。

高卒新人の開幕スタメンとなれば、球団では59年の王貞治以来だが、今は目の前のことに集中する。「もっと勉強して1日1日を大事に成長していきたい」。大きな体で助言を吸収し、ぐんぐんと成長を続ける。【小早川宗一郎】

▽巨人原監督(秋広へのアドバイスについて)「バットの出だけ、ちょっと構える位置(を変えた)。バットが出やすいんじゃないかな。広角的に打てるのが彼の特徴だと思うよ」

▽巨人今村(2番手で4回3安打無失点)「ストレートで勝負することはできましたが、スピードは出ていないので課題を持って取り組みたい。結果を出してアピールしていきたい」

▽巨人松原(2回にリードを広げる3ラン)「最高の結果だったので良かったです。自分のやるべきことをしっかり全うして、レギュラーを取れるように頑張ります」

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