開幕1軍争いのゴングが鳴らされた。練習再開2日目に薮田、田中法、上本、野間の4選手の降格が決まった。

特に外野争いは激しさを増す。早ければ6日に1軍合流となる西川も、レギュラーを確約されたわけではない。河田ヘッドコーチは「誰と決めているつもりはないです。誠也以外は」と右翼以外のポジションは競争と位置付ける。

実力や実績から長野や松山、西川がレギュラーに近い。ただ走力と守備力が求められる中堅には手術後の西川だけでなく、野間と大盛も候補と河田ヘッドは明言する。「(2人の先発起用は)右投手限定になるかもしれないけど、そうなれば松山、長野は必然的に最初はベンチという形になってくる」とプランを明かす。ほかにも若い正随が持ち味の打力でアピールを続ける。個性派ぞろい外野陣が、残る2枠を争っていく。