楽天の“ロケットルーキーズ”がチームのオープン戦初勝利に貢献した。

1点を追う7回、3番手で最速156キロのドラフト2位高田孝一投手(22=法大)が登板。ロッテ先頭の小川を空振り三振。続く安田は歩かせたが、田村を一ゴロ併殺に打ち取り、3人で片付けた。

直後に味方打線が逆転に成功。1点差の9回は最速155キロ右腕のドラフト4位内間拓馬投手(22=亜大)が3者凡退で締めた。この日最速153キロの高田孝は“プロ初勝利”。初のヒーローインタビューも受けた。「ファンの皆さんがいる中での初めての投球だったのでいつもより気合が入りました。しっかり自分のボールを投げ込めば通用する自信はつきました。課題は変化球の決め球の精度・質をよりよく求めたい。自分のできることを100%やりきって開幕1軍をつかみとりたいと思います」。

同152キロの内間は“プロ初セーブ”。「1点差というのは、やはり緊張しました。ロースコアの試合だったので、自分の仕事をしっかりとできて良かったです」と振り返った。