広島育成のコルニエル投手が、2回1安打1失点(自責0)と力投した。約2週間ぶりの実戦となる阪神戦の5回に2番手で登板。2死から二塁打と2四球で満塁のピンチを招き、捕逸で1点を失ったが、中谷を直球で空振り三振。6回もマウンドに上がり、最速154キロの直球に変化球も織り交ぜ、板山、陽川を連続三振。最後は大山を追い込んでから低めの変化球で捕邪飛に打ちとった。

沖縄春季キャンプでは2月16日のロッテ戦で2回3失点を喫したものの、その後の2試合では自責点ゼロを継続。この日も力を示した右腕に佐々岡監督は「ボール自体は2イニングを見ても力強さはありましたし、変化球でも(勝負できる)というところもある。もっともっと見てみたいという、それくらいの球は投げていた」と評価した。支配下選手登録へ、また1歩前進した。