巨人ドラフト5位の秋広優人内野手(18=二松学舎大付)が19日、川崎市のジャイアンツ球場の2軍練習に合流した。開幕スタメンとなれば球団の高卒新人で59年王貞治以来の快挙だったが開幕戦を1週間後に控えるタイミングでの降格となった。

2月の宮崎キャンプ中に1軍に合流した2メートルの長身ルーキーは、オープン戦で快進撃を見せた。07年坂本以来となる球団高卒新人のオープン戦での安打を放つと、93年松井秀喜以来となるマルチ安打も決めた。しかし、3月中旬になると、7三振を含む14打席連続無安打を喫するなど1軍投手への対応に苦しんでいた。

1日にヤクルトから田口とのトレードで加入した広岡大志内野手(23)、育成の山下航汰外野手(20)も2軍に合流。練習開始前のミーティングでは、広岡がナインの前であいさつする場面も見られた。