開幕2戦目となる3月27日西武戦(メットライフドーム)の先発を任される、オリックス高卒2年目の宮城大弥投手(19)が6回3安打1失点で最終調整を終えた。

6回94球で11三振を奪う力投。この日の最速は148キロで、100キロに満たないカーブを使うなど、緩急自在の投球を披露した。オープン戦6本塁打の阪神ドラフト1位佐藤輝との対決でも効果抜群。2回の対戦は、148キロのクロスファイアを見せてから98キロのカーブで空振り三振。中飛に仕留めた5回の打席では初球から4球カーブを続けた。前日19日には「阪神さんもいい打者がいっぱいいるので、いいところを見せられるように。いい感覚を持って投げられるようにしたい」と意気込んでいた通り、19歳左腕はアピールに成功した。

昨季は高卒新人唯一のプロ初勝利をマーク。「去年はゆったり調整していたけど、今年は勝負なので。必死にローテーションを取るつもりでやっていきたい」。高卒2年目の19歳が、開幕投手の山本に続く。【真柴健】

オリックス担当のツイッターはこちら―>

オリックスニュース一覧はこちら―>