ヤクルト先発の奥川恭伸投手(19)が、開幕3戦目の28日阪神戦(神宮)で先発することが21日、決まった。
試合後に高津監督が明言した。28日は、昨年2月に死去した野村克也氏の追悼試合。
実戦3試合目の先発は4回3分の1を投げて6安打3失点。初球に150キロを計測すると、150キロ超えを連発。最速は151キロだった。
曲がりの異なるスライダーと140キロ台のフォークをちりばめ、3回まで1安打3奪三振。4回2死から山川に左翼フェンス直撃の二塁打を打たれると、続く栗山に右前へ適時打を打たれ失点した。
5回には先頭の源田、金子に連打を浴び、無死二、三塁のピンチに。西川を空振り三振に取ったところでマウンドを降りた。後続が打たれ逆転を許し、3失点となった。「前回登板よりも調子良く投げることができましたが、イニング、球数を重ねてくると高めに浮いたり、甘く入ったりしてしまった」と反省した。
今季3度目の先発で、開幕前の最終登板。今季最多の77球を投げ、5回途中も最多。2回3分の2で5安打3失点だった前回登板から立て直した。