DeNA三浦大輔監督(47)が、「監督初勝利」を目指してヤクルト3連戦に挑む。高津臣吾監督(52)率いるヤクルトも今季未勝利。先に白星をつかむのは、どちらのチームになるか。

試合は午後5時45分開始。

開幕3連戦で0勝2敗1分けのDeNAと、0勝3敗のヤクルトの戦いを、両監督の言葉とともに振り返ります。

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◆26日開幕戦

【DeNA7-8巨人】

人的補償で加入した田中が開幕戦リーグ最多の6打点を挙げた。3点ビハインドを2度追いついたが、9回に抑えの三嶋が巨人亀井に代打サヨナラ弾を浴びた。

三浦監督「悔しいですよ。粘っても勝てなかった。明日はやり返せるようにしたい。全体的に開幕戦の硬さがあって、ミスを突かれた」

【ヤクルト3-4阪神】

先発小川は6回途中3失点。接戦の中、4回と8回に送りバントを失敗するなど、3年連続で開幕戦黒星スタート。

高津監督「こんなことしてたら勝てないですね。すごく大きな2つのアウトだった」

◆27日

【DeNA5-10巨人】

先発京山が4回で7四球を与えるなど、投手陣が計10四死球。FAで巨人に移籍した梶谷には満塁本塁打を許した。

三浦監督「攻めた結果じゃないと思う。打たれたくない気持ちは当然あると思うが、早く追い込まないと勝負にならない。もっと攻めてほしい。どこかでストライクを取らないと。腹をくくっていかないと」

【ヤクルト5-9阪神】

先発田口が阪神佐藤輝にプロ初本塁打を許すなど、1回に4失点。5投手が計13安打を浴びて9失点。

高津監督「なんとかいい形で序盤を、というところ。初回のあの失点は重かった。(村上と元山に1発が出たが大敗)ホームランはゲームをガラッと変える雰囲気がある。すごくいい雰囲気にはなったんですけど。なかなかいいつながりができなかった」

◆28日

【DeNA1-1巨人】

1回にルーキー牧の適時打で今季初めて先制したが、8回に巨人梶谷の適時打で追いつかれ、引き分け。

三浦監督「(8回に2四球から同点打を浴びた石田は)四球は出たけど、勝負にいった四球だと思う。ボール自体は悪くない。(試合を振り返り)結果を受け止めて。今日の内容を続けていけば勝てる。前を向いていく」

【ヤクルト2-8阪神】

野村克也氏の追悼試合で、投打がかみ合わず、16年以来の開幕3連敗。本拠地では野村氏がヤクルトの監督を最後に務めた98年以来の屈辱となった。

高津監督「勝ちたかった。野村監督を思い出す時間ができたのは、すごく良かった。(5回3失点の先発奥川は)いろんな球種でストライクを取れるレベルの高いピッチングだった」