14年秋以来、13季ぶりの1部昇格を果たした青学大が延長10回タイブレーク(無死一、二塁から攻撃)の末、東洋大を破ってチーム開幕戦を白星で飾った。

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青学大がタイブレークの末にサヨナラ勝ちした。9回に追いつき、延長10回は2本の犠飛で着実に加点した。昨秋2部で優勝し、コロナ禍により入れ替え戦なしで昇格。全員が初めて1部の舞台に立った。決勝の犠飛を打った泉口友汰主将(4年=大阪桐蔭)は「大学球界最高峰のグラウンドでできる多少の高揚感はありましたが、いつも通りやろうとみんなに伝えた。接戦をものにできたことは自信になる」と話した。

▽東洋大・杉本泰彦監督(継投で8回まで無失点も)「最後、逃げ切れなかった。追加点が入っていれば楽な展開でしたけど(打つ球を)絞りきれなかった。初戦としてはいいゲームだったと思う」