阪神は開幕3連勝で乗り込んだ広島で連敗となった。矢野燿大監督(52)との一問一答は次の通り。

-先発伊藤将はもったいないところと、いい面も出た投球

そうやね。落ち着いて投げられていた。初登板で将司の持っている持ち味っていうのは、打たれながらも粘るとか、制球よくというか、そういう風には全体的には投げられていた。2アウトからピッチャーに打たれた、あそこくらいかな。やっぱりもったいないっていうのはね。そういうのも勝つっていうところは簡単じゃない。気を抜いたわけではないと思う。ヒットの数はある程度それなりに打たれたけれど、内容的にはらしいピッチングができたと思います。

-糸原は3安打でチャンスメーク

健斗(糸原)はらしさというか、ずっといい感じで来てるから。チカ(近本)がね、やっぱ上がってくるとうちの攻撃っていうのができるけど。まあまあ我慢やね。

-佐藤輝はプロの壁 

振り返れば、そこが壁ということになってくる可能性はあると思うけど。シーズンに入ったら、こういうふうに攻められるというのは十二分に考えられること。俺が早く壁に当たったらと言うのもね。あんまり壁がなく、ここまで来たんでね。そういうところでは、この悔しさを乗り越えて成長していくというのは、みんな通る道。プロというのは、こういう世界なんで、やられたらやり返すしかない。そういう悔しさを持ってやってくれたらいいんじゃないかなと思います。

-遊撃山本が3回に好捕

あれビックプレーだったね。あれはほんまむちゃくちゃ難しいプレーだったと思うし、ヤス(山本)らしく球際でね。ああいうふうに捕ってくれるのはすごく助かった。そういうところは安心して使える選手。こっちとしてはいろんな部分ではめやすい選手かなと思います。