独立リーグのBCリーグが3日、埼玉-栃木(午後1時・熊谷さくら運動公園)で開幕する。

昨季2位だった埼玉の開幕投手は、元ヤクルト、楽天で今季から入団した由規投手(31)が務めることが決定した。角晃多監督(30)は「投手陣は由規さん、尾林の2人が軸となって回ってくれたら、いいシーズンになると思う」と期待する。

打線では、昨季に引き続き宮之原健外野手(27)と片山博視投手コーチ兼野手(33)に、新たに楽天から加入したフェルナンド外野手(28)が主軸となる。角監督は「スタートは大事で。いいスタートを切ることができればベストですが、終わり方も大事」と話す。キャンプやオープン戦を通じて「みんなで同じ方向を向いて、やるべきことは共有できている」と手応えをつかんで、初優勝を目指すシーズンに臨む。

今年のBCリーグは元NPBの選手も多く、栃木には元ヤクルト村中恭兵投手(33)が琉球から加入。

連覇を狙う神奈川には昨季まで所属し、メキシコでプレーする予定だった元巨人、西武の高木勇人投手(31)が破談になったため再加入。選手層が厚く、投打で盤石の体制だ。

茨城は、NPB通算357本塁打のアレックス・カブレラ氏を父に持つラモン・カブレラ捕手(31)を獲得するなど、注目選手がいる。