巨人は、23日に1軍合流した丸佳浩外野手(32)、ゼラス・ウィーラー内野手(34)、若林晃弘内野手(27)がスタメンに名を連ねた。一方で24日の同戦で本塁打を放っていた坂本勇人内野手(32)は今季初めてスタメンから外れた。

中島宏之内野手(38)を含めた4人は新型コロナウイルス陽性判定を受けて離脱していたが、23日の同戦で1軍に合流。丸と若林は復帰後即先発し、安打を放った。ただ原監督は試合後、「隔離はしたことはないけれども並のことではないと思う。本人たちが大丈夫と言っても少し手綱を引くのは必要」と時間を与える方針を示していた。

前日24日の同戦では2人はスタメンから外れ、中島、ウィーラーを先発に起用された。丸と若林は途中出場となっていたが、原監督は同戦後「これからはそろそろ厳しい表舞台でといったところ」と制限をなくすことを示唆していた。4人の離脱前最後の試合となった3日ヤクルト戦(東京ドーム)では丸、ウィーラー、中島が先発し、若林も9回に同点の適時二塁打を放った。復帰組4人の力も結集して“ともに強く”今季初の4カード連続勝ち越しを狙う。

スタメンは以下の通り

<広島>

1(二)菊池涼

2(三)羽月

3(右)鈴木誠

4(中)西川

5(左)長野

6(捕)磯村

7(一)クロン

8(遊)小園

9(投)野村

<巨人>

1(中)松原

2(二)若林

3(左)丸

4(三)岡本和

5(一)ウィーラー

6(右)梶谷

7(遊)広岡

8(捕)大城

9(投)今村