巨人の新外国人エリック・テームズ外野手(34=ナショナルズ)が止まらない。

1回2死二、三塁、日本ハム左腕高山の真ん中直球を中前にはじき返し先制の2点適時打を放つと、続く3回無死一塁の第2打席は2番手右腕長谷川の内角低め直球を捉え、2試合連発となる右翼場外フェンスを越える特大の4号2ラン。「ジャストミート出来たよ。良い角度で飛んでくれたね」と、納得の一打を振り返った。2安打4打点で直後の守備からベンチに退いた。

前日24日の同戦では、2打席連続アーチを含む3打数2安打3打点。2軍戦には計9試合に出場し、打率5割、4本塁打、15打点。同じく新外国人のジャスティン・スモーク内野手(34=ジャイアンツ)も「4番DH」で先発出場し、こちらは2打数1安打だった。

1軍合流時期について原辰徳監督は24日の広島戦後に「やっぱり本人たちと話をしないとね。本人たちがどういう風な、(感じか)といったところ。いい形で入ってくれることが一番望んでいるところなので」と話していた。実力を見せつけているメジャー通算96発のパワーは、もう2軍では収まりきらない。