今季初めて1軍に昇格したロッテ井上晴哉内野手(31)が、攻守で勝利に貢献した。

安打こそ第4打席の1本のみだったが、4回の第2打席では先制点につながる進塁打を放つなど、チーム打撃を徹底した。

石垣島キャンプを2軍で過ごし、開幕も2軍で迎えた。イースタン・リーグ16試合に出場し、この日に1軍昇格となった。開幕後も2軍首脳陣と密に井上の状態を確認していた井口監督は「(ソフトバンク先発松本との)相性もそうですし、彼自身の状態も上がっているという報告は受けていたので、その中で上がってきてすぐ使いたかったっていうのもあります」とさっそくの活躍を評価。5回には一塁ネットに寄りかかりながらファウルフライをつかみ、守備でも光った。