メジャー通算96発の大砲が不本意なデビュー戦となった。

巨人の新外国人エリック・テームズ外野手(34=ナショナルズ)が、アクシデントで、3回途中に交代した。3回1死、一、二塁、ヤクルト・オスナが左翼を守るテームズの前へ強烈な打球を放つと、テームズはワンバウンドした打球の処理を誤りファンブル。

一瞬打球を見失うと、ステップを踏む際に右足のふくらはぎ付近を痛めたもようで、もん絶してその場に倒れ込んだ。そのまま立つことが出来ず、担架でベンチに退いた。

2軍戦では9試合に出場し、打率5割、4本塁打、15打点、出塁率6割4分5厘の好成績を並べていた。しかし、この日は打撃でもいいところはなし。ヤクルト田口の前に2打席連続三振を奪われていた。

3月29日に来日し、2週間の隔離期間を経て、16日のイースタン・リーグ楽天戦で実戦デビューを果たした。直近の25日のイースタン・リーグ日本ハム戦では、3回無死一塁、右翼席場外へ2戦連発となる2ランを放り込んだ。これが鎌ケ谷スタジアム通算2500号のメモリアル弾。「鎌スタ通算2500号本塁打達成賞」として北海道名物・松尾ジンギスカン特上ラム100人前をゲットしていた。

ヤクルト―巨人ライブ速報はこちら―>

巨人ニュース一覧はこちら―>