ソフトバンクに新加入したコリン・レイ投手(30=カブス)が8日、オンラインで入団会見を行った。

メジャー経験のある196センチの長身右腕は「ホークスのことは以前から少し知っていたよ。強いチーム。お話をもらったときは名誉なことだと思ったね。いいチームなので、チームに少しでも貢献できるように頑張っていきたいと思います」と意気込んだ。

2週間の入国者待機期間を経て、この日2軍施設のタマスタ筑後に合流。11日にシート打撃へ登板し、問題なければ15日のウエスタン・リーグ中日戦(タマスタ筑後)で来日初実戦へ向かう予定だ。レイは「先発として長いイニングを投げるのが仕事だと思っています。コーナーにストレートを投げてゾーンで勝負していく。そこに変化球を交ぜて長いイニングを投げる、ブルペンを助けるのが仕事だと思っています」と頼もしい。

16年オフにトミー・ジョン手術を受けたが、18年に復帰。19年には3Aで14勝を挙げた。メジャー通算は35試合で8勝8敗、防御率は4・79。昨季はカブスで9試合に登板した。工藤監督は「うまく体を使うタイプ。そんなに力任せという感じではなく、コントロール主体で操りながら投げるタイプじゃないかなと思う」と話した。