巨人岡本和真内野手(24)が“サヨナラ1号”で試合を決めた。1点を追う9回1死一、二塁。ヤクルトの守護神石山の変化球を右翼席最前列に運んだ。東京ドーム5連敗中のチームの窮地を救った1発は、意外にもプロ入り後初のサヨナラ打&サヨナラ本塁打だった。照れくさそうに生還した主砲がナインの輪に飛び込んだ。

お立ち台では、丈夫な体に産んでくれた母に感謝のメッセージを届けた。一問一答は以下の通り。

-ダイヤモンド1周して

なかなかいいところで打てていなかったので打てて良かったです。

-プロ入り後初のサヨナラ打

初めてだったのでびっくりしました。

-チームメートにもみくちゃにされて

初めてだったので、どういうふうにかえればいいか分からなかった。打てて良かったなと思います。

-打ったのは変化球。打席の狙いは

なんとか後ろにつなごうと。食らいついていこうと思っていた。その結果がホームランになって良かったなと思います。

-チームが苦しい状況でサヨナラ本塁打

迷惑をかけている部分が多かったので、まだまだこれから打てるように頑張っていきたい。

-今日は母の日?

本当に丈夫な体に産んでくれて感謝しきれないです。ありがとうございます。

 

▼4番の岡本和が逆転サヨナラ3ラン。これまで岡本和はサヨナラ本塁打だけでなく、サヨナラ安打もなく、これがプロ入り初のサヨナラ打。巨人で4番打者の逆転サヨナラ本塁打は49年4月12日川上、83年5月5日原、06年4月21日李承■(■は火ヘンに華)、17年4月1日阿部に次いで5人目になる。岡本和は8回には1点差に迫る6号。巨人で2打席連発の2本目が逆転サヨナラ弾のケースは71年7月11日上田以来、50年ぶり2人目。

巨人ニュース一覧はこちらー>