巨人-阪神戦は節目の試合で巨人の主砲が活躍している。36年7月15日に行われた1試合目はタイガースが8-7で勝利したが、このカードで最初の1発を放ったのが巨人の4番中島治康。5回に若林から2ランを放ち、これが通算本塁打が1万本を超える巨人の1号アーチだった。

500試合目の主役は王貞治。初回に右前打を打った王は3回に本塁打、5回に三塁打、7回に二塁打を記録してサイクル安打を達成した。最終的に、王はこのカードで両軍最多の152本塁打を記録している。1000試合目ではプロ2年目だった原辰徳が5回に勝負を決める3ランを放ち、1500試合目は松井秀喜が6回に逆転3ラン。500、1000、1500試合目と、主砲の1発で巨人が白星を手にしたが、2000試合目はどうなるだろうか。

【巨人-阪神戦の節目の試合】

▽1試合 36年7月15日 山本球場 ●巨人7-8阪神○ 【勝利投手】藤村富(阪神)【敗戦投手】青柴(巨人)【本塁打】中島、林(巨人)山口(阪神)

▽500試合 63年4月25日 後楽園球場 ○巨人8-5阪神● 【勝利投手】城之内(巨人)【敗戦投手】伊奈(阪神)【本塁打】王、森(巨人)

▽1000試合 82年4月18日 後楽園球場 ○巨人5-2阪神● 【勝利投手】定岡(巨人)【敗戦投手】伊藤(阪神)【本塁打】原(巨人)

▽1500試合 01年4月25日 甲子園球場 ○巨人6-5阪神● 【勝利投手】入来(巨人)【敗戦投手】八木(阪神)【本塁打】松井、高橋由(巨人)