1点差の9回裏1死三塁まで詰め寄ったが、巨人の小刻み継投に大島、武田が打ち取られ惜敗した。5点ビハインドからビシエドが3打点。8回2死一、二塁で代打三ツ俣が4点目を奪う活躍もあったが、5月本拠地では2勝6敗2分け。借金も今季最多タイ「7」に膨らんだ。試合後の与田剛監督の一問一答は以下の通り。
-代走高松の盗塁成功などで9回1死三塁が作れた
与田監督 3回まで4点取られて、ちょっと苦しい形になったが、何とか粘れるようになってきた。
-9回は大島に決めて欲しかったか
与田監督 そうね。何とかバットに当たればチャンスはあった(結果は空振り三振)。
-先発ロドリゲスは先制され苦しい展開に
与田監督 これはしょうがない。なんとか防ぐようにしようと思って投げている。(ボールカウント先行も)いろいろ要因はある。コントロールは元々そんなにいいタイプではない。ゾーンから外れすぎている感じはある。
-3回1死一、二塁で岡本和に本塁打を許した
与田監督 向こうがホームラン2本出て、うちが出ていない。そういうところで得点の差は出る。
-ビハインドの中でビシエドが2安打3打点
与田監督 ちょっとずつ状態が上がってくることを願うしかない。一気にみんながどんどん打てるようになるというのは難しいが、何とか粘れる状況を作れるようになった。
-9回2死三塁で巨人は右の鍵谷にスイッチしたが右打者の代打武田にさらに代打起用の策は
与田監督 いろんな意図がある。選手を使うには信頼して出している。武田に限らず。
-武田に任す判断か
与田監督 変えてないからそういうことだよね。
-控え選手がいい働き
与田監督 昨日は三ツ俣も送りバントを一発で決めたり、試合展開を見ながら、コーチと連係しながら、いい準備をしている。結果が出ないといろいろ言われるが、結果を出している選手も控えから出ている。プラスの要素と思っている。
-9回無死一塁で代走高松が盗塁を決めた
与田監督 初球に走るのは勇気がいるが、そこで成功した。いつも言うが、負けるときはあと1本ですね。
-粘って巨人を苦しめた
与田監督 勝たないと。起用する私の判断。選手は結果を出そうと頑張っている。勝ちに結びつくように粘り強く戦っていくしかない。