台湾野球協会が6月のメキシコでの東京五輪最終予選に、アマチュア主体の代表チームの派遣を検討することを26日、明らかにした。

25日に台湾プロ野球のCPBLが新型コロナウイルスに対する健康面への懸念からプロ選手の参加断念を表明していた。同協会は受け継ぐ形でスタッフ、選手への意向を確認し、最終決定する。また派遣する場合はワクチン接種の準備もするという。同予選は当初、6月16~20日に台湾で行われる予定だったが、同地域での感染拡大で開催を返上していた。同予選にはオーストラリア、オランダに米大陸予選(5~6月、米フロリダ州)の2、3位を加え、最後の切符を争う。同予選に出場権のあった中国がすでに辞退している。