早大が猛追するも1点届かず4連敗となり、通算2勝6敗1分け(2・5ポイント)で昨秋の優勝から一転の5位が確定した。

2回1死一、三塁から7番の熊田任洋遊撃手(2年=東邦)が三塁前にプッシュバントを決めて先制。しかし、4回に先発の西垣雅矢投手(4年=報徳学園)が6安打を集中されて3点を失い、逆転された。

お互いに9安打を放っての1点差。伝統の一戦は好試合に見えるが、小宮山悟監督(55)は厳しい表情のままベンチを出た。「いい試合にみえるが、情けない。力の差は歴然としている。どうすることもできないゲーム運びをされたんで、明日はなんとかしたい」。リーグ最終試合でのリベンジを誓った。