DeNAが、中日と並び交流戦首位に立った。楽天と引き分けたが、首位広島が敗れたため、勝率で浮上した。

6回表にオースティンがヤンキース時代の同僚、楽天田中将から先制の8号ソロ。16年8月13日の大リーグデビュー戦。オースティンは7番一塁で先発し、2回に先制アーチとなる初打席初本塁打を放っている。この試合で先発し、9勝目を挙げたのが田中将だった。

だが、ここから謎めいた出来事が続いた。

6回裏、先発の浜口遥大投手(26)が突如、交代した。先頭打者の岡島に3ボールとしたところで、異変があった模様。川村投手コーチに付き添われてベンチ裏に下がり、三上朋也に交代となった。楽天田中将大と投げ合い、ここまで2安打3四球で無失点と好投していた。

3ボールから引き継いだ2番手の三上は2ストライクを取ったが、岡島に左前打を許した。犠打で1死二塁とされ、代打横尾に左前適時打を浴び、1-1の同点に追い付かれた。失点、自責点は三上についた。

9回は無死満塁と勝ち越しの好機をつくった。牧が三振で1死後、打者山下幸輝の場面だった。カウント1ボールから三塁走者の神里和毅がスタートした。山下は外角低めのボール球を空振り。神里が三本間で挟殺された。2死となり、山下は一ゴロで勝ち越せなかった。