中日が日本ハムに連勝し、交流戦単独首位に立った。けん引役は好調の主砲ダヤン・ビシエド内野手(32)だ。
2回は先頭で先発アーリンの高めに浮いたツーシームを捉え、センター左へ二塁打。阿部の中前打で先制のホームを踏んだ。4回1死ではアーリンの直球を左翼席へはじき返し、7号ソロで加点。2安打1打点、2得点で貢献した。「とにかく打てる球を待っている。深くは考えていない。自分の調子も上がってきている。チャレンジしていくよ」。10試合連続安打で、交流戦打率は5割。シーズン打率も2割9分8厘まで上昇し、チームトップの大島の3割8厘とは1分差だ。7本塁打、28打点と合わせて「チーム3冠」に近づいている。
チームは交流戦で19年まで5年連続8位以下に沈んできたが、開幕から2カード連続勝ち越しと好ダッシュを決めている。主砲の働きぶりに、与田監督も「うれしいに決まっている。4番の影響力、仕事だと思う。本塁打一振りで点を取れる強みがある」と自然と笑みが浮かんだ。
来日6年目のビシエドはすし好きで知られる。ただ、コロナ禍で外出禁止が続き、今回の遠征も海の幸を求めて札幌の街へ出ることはない。ホテルの自室で家族へ電話したり、好きなアクション映画を見たりして気分転換を図った。「今週はチームにとっても自分にとってもいい週だった。来週もいい週になれるようにしたい。チーム全体が頑張って、チャンスに必死に食らいついている」。この先はロッテ、オリックスとの対戦が続く。不動の主砲が家族と過ごせる本拠地6連戦でさらにチームを押し上げる。【伊東大介】
▽中日三ツ俣(7試合連続で遊撃で先発し2安打1打点) とにかく1試合1試合、いい準備をして試合に臨んでいくだけです。
▽中日桂(福谷とのバッテリーで今季2戦2勝と好リード) 要所でいいところに投げ切れていたので抑えられた。直球がうまく使えたと思う。



