オリックス能見篤史投手兼任コーチ(42)が、昨季まで16年間在籍した阪神への“恩返し”を約束した。

1日からの古巣3連戦(甲子園)に向け「全力ではぶつかりにいきます。(阪神は)強いんでね。同じ関西(球団)として、負けてはいられないんで」と必勝を期した。ドラフト1位の佐藤輝明は入れ替わりの入団。ここまで13本塁打、38打点と猛威を振るうルーキーを「新人とは思わないようにしていますけど、あれだけ飛ばせるっていうのはやっぱりすごい」と警戒した。

5月30日にプロ初勝利を挙げた富山が「配球面に関しても『こういう場面ならどういうことを考えておられますか』とか質問しています」と明かしたように、今の能見はブルペンを預かり、若い投手陣を導く立場。さらに終盤の厳しい局面を託されるリリーバーだ。5月26日のDeNA戦(横浜)以来の出番が巡ってくれば、投げて教えての健在ぶりを甲子園で披露する。

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