東京オリンピック(五輪)の侍ジャパンメンバーに選出されることが濃厚となっているセットアッパー阪神岩崎優投手がリベンジ投球でリーグ単独トップの18ホールド目をマークした。

持ち場である8回から4番手で登板。先頭伏見を直球で左飛に打ち取ると、代打大城を空振り三振。最後は6回に適時打を放っている8番紅林を直球で一飛に仕留めた。前日1日には8回に安達に勝ち越し打を浴び、今季2敗目を喫していただけに悔しさを晴らした。

この日の練習中にも岩崎とコミュニケーションを図っていた矢野監督は「優(岩崎)自身もマウンドに上がるとき嫌な感じは多少ありながらいくと思うので、そういうところは3人で終わったというのは、(流れが)1つ切れた」。岩貞、馬場、岩崎、スアレスと強力リリーフ陣がバトンをつなぎ「こういう試合を取るっていうのがうちのチームなので。いいつなぎができた」と満足げだった。