右手親指末節骨の骨折で離脱中の巨人坂本勇人内野手(32)が4日、川崎市のジャイアンツ球場でリハビリを行った。

右手親指にはテーピングが巻かれていた。ともにリハビリを行う梶谷、増田大と軽くウオーミングアップをこなすと、両手でティー打撃、フリー打撃を行った。スイング中には、フォロースルーの際に右手を少し気にするような場面も見られた。その後、60メートルほどの距離でキャッチボール、梶谷、増田大とノックなどで2時間ほど汗を流し、クラブハウスへと引き揚げていった。

5月9日のヤクルト戦(東京ドーム)で5回の一塁走者時に、捕手からのけん制球でヘッドスライディングで帰塁した際に負傷。今季は36試合に出場し、打率2割9分9厘、7本塁打、14打点の成績をマークしていた。同箇所の骨折は戦列復帰まで一般的には1カ月程度とみられる。