阪神の首位快走を引っ張る佐藤輝明内野手(22)が、18日からの2位巨人戦(甲子園)でG倒アーチを目指す。いよいよリーグ戦が再開するが、巨人戦はリーグで唯一の本塁打0。リーグ4位の16本塁打でシーズン38発ペースを誇るが、意外な結果になっている。

だが、巨人戦は9試合で打率2割8分6厘と相性は悪くない。阪神-巨人2000試合の5月15日には、4番で3二塁打3打点。「伝統の一戦」で新人4番の3安打は巨人長嶋以来、3長打3打点は史上初という離れ業をやってのけた。今回は5番に打順を移して初の巨人戦。目指すはゲーム差を8に広げるG戦初アーチだ。

球宴ファン投票の中間発表では、ついに30万票を突破。全体得票は前日ソフトバンク柳田に抜かれたが1日で抜き返し、1366票差をつけて12球団トップを走る。

18日は「医療従事者支援ナイター」。試合前練習では医療従事者への感謝を伝える青色のTシャツを着用し、試合中は通常のキャップの一部を青色に変えて試合に臨む。甲子園が青に染まる1日。佐藤輝らの「青虎」が、会心のG倒を決めにいく。