巨人戸郷翔征投手(21)が猛虎キラーぶりを発揮し、リーグ単独トップの7勝目を挙げた。カーブを多投して打者の目線を外しながら尻上がりに調子を上げ、7回6安打2失点。佐藤輝への1発を悔やみつつ、阪神戦は通算6戦4勝とし「7回2失点を目標にしていたので良かったかな」と納得の表情を見せた。父の日前日の粘投に「野球の原点といったらお父さん。毎回感謝してますけど、いい投球ができて良かった」と喜んだ。