侍ジャパン稲葉篤紀監督(48)が、世界一指揮官の金言を胸に刻んだ。

ヤクルト-巨人戦を視察し、試合前に代表監督として09年WBCを制した巨人原監督と話し込んだ。「打順のことを少しご相談させていただいた。チームの一流選手を集めた中での戦い方、国際大会の戦い方を知ってますから、その中での打順をすごく考えている方なので、参考になることが多かった」。WBCでは3番に置いていたイチローを定位置の1番に据え、復調させた。稲葉監督も4番候補とする鈴木誠の打順を幅広に再考する構えで、助言を仰いだ格好だ。

代表発表時には報道を通して金言を授かった。「金言3カ条ということで、エールをいただきまして、そのお礼もお話しさせていただいた。過ち、はばからず変えろ、というね。そういう決断をしなければいけない」と感謝していた。