横浜、マリナーズで活躍した佐々木主浩氏(53=日刊スポーツ評論家)が7日、今季限りでの現役引退を発表した西武松坂にねぎらいの言葉を掛けた。

「一時代を築いた投手ですから。本当によくやったと思いますよ。日本で活躍して、メジャーに行って、また日本に来てね。本当に『ご苦労さま』だよね」

松坂がプロ1年目のオールスターでの衝撃が忘れられない。当時、横浜の佐々木氏もセ・リーグで選出され「最初見た時に、すごいピッチャーが出てきたなぁと思った」と回想した。

松坂が横浜高で甲子園春夏連覇を達成した98年、佐々木氏が抑えを務めた横浜ベイスターズもリーグ制覇し、日本一を達成した。「大輔が優勝した時に、僕たちも優勝してね」と“横浜”が盛り上がった当時を懐かしんだ。

松坂とは食事をする間柄で、ここ数年はケガに苦しむ姿に心を痛めた。「首は大変。リハビリも難しかったと思いますよ。すごい苦労もしたから、とりあえずはゆっくり休んでほしいですね」と思いやった。