巨人が20年ぶりに7本塁打を許す大敗を喫した。
2回に先発サンチェスが村上、吉田成、サンタナにチーム2年ぶりとなる1イニング3本塁打を許すと、つぎ込んだ投手陣が次々とスタンドに運ばれた。
原辰徳監督(62)は「やっぱり先発ピッチャーがね。リリーバーっていうのは1イニングとか1アウトっていう中で役割を持たせているわけだから。長いイニングとか、あるいは早いイニングでマウンドに上がるのはね。それでもしっかり抑えるというのはあるんだろうけども。先発ピッチャーが何とかゲームを作るということが必要ですね」と言った
2番手に送り込んだ桜井は、4回に山田に3ランを献上。6回にはオスナ、サンタナにもソロを許した。
サンチェス、桜井が3本塁打ずつ浴びると、8回は田中豊が村上にこの試合2本目となる26号2ランを許した。リーグ1位の岡本和は直接対決で並ばれた。
本拠地東京ドームで7本塁打を浴びるのは、球団史上初。本拠地以外では、広島市民球場で行われた01年9月1日の広島戦以来となった。
14失点は3年ぶり。
指揮官は「打たれようとしているわけじゃないしね。どっかに次につなげるということはね。1人1人が、あるいはチームも。これは必要なことでしょうね」と言った。