広島九里亜蓮投手(29)が7回3失点の力投で、チームトップの7勝目をもぎ取った。

2回に阿部、7回には堂上に1発を浴びたものの、最後まで多彩な変化球を駆使して両サイドに丁寧に投げ込み、中日打線に的を絞らせなかった。粘りの投球でチームを3連勝に導いたが、2被弾を許しただけに「防いでいかないといけない。やっぱり悔しい方が強いですね」と笑顔はなかった。