DeNA宮国椋丞投手(29)が1日のエキシビションマッチ楽天戦(楽天生命パーク)で、巨人から移籍加入後、初めて1軍で先発する。

7月31日に同球場で最終調整。「1軍で投げたいという気持ちでここまで頑張って来られましたし、エキシビションマッチという形での登板になりますが、最大のチャンスと思い、日々やって来たことをイメージしながらどんどんアピールしていきたいと思います」と意気込んだ。

7月28日のイースタン・リーグ西武戦(メットライフドーム)では中継ぎで1イニングを投げている。中3日で先発となるが「テンポの良いピッチングで、どんどんストライクを取りにいって、ゾーン内で勝負ができるように楽しみながら投げていきたいと思います」と話した。

宮国は13年に開幕投手を務めるなど、巨人時代は通算205試合で21勝21敗1セーブを挙げている。昨年は21試合で0勝0敗、防御率5・33。戦力外通告を受け、今年3月にDeNAと育成契約を結んだ。ここまでイースタン・リーグでは18試合に登板し、2勝3敗1セーブ、防御率5・40の成績を残している。