ロッテのレオネス・マーティン外野手(33)が、27日の楽天戦(楽天生命パーク)から1軍に合流する。井口資仁監督(46)が26日に「明日から合流してもらって、しっかりやってもらおうと思います」と報道陣の代表取材で話した。

前半戦21本塁打の主砲は7月に球宴出場後に、米国へ一時帰国。8月10日に再来日し、入国者待機期間を経て、25日のイースタン・リーグ日本ハム戦(ロッテ浦和)から2軍で実戦に復帰していた。26日も井口監督が視察する中で4番DHでプレーし、1軍合流が最終決定された。

チームは3位につける。残り49試合となり、逆転優勝へ1勝の重み、1点の重みが増してくる。井口監督は「元いたところに戻ると思います」とマーティンの4番起用を予定する。前半戦は「強打の2番」として活躍する試合も多かったが、今は藤原が好調で、荻野との1、2番コンビが固まっている。「レアードも含めて(打順が)1個ずつ下がるだけで、打線の厚みも増しますから」と構想。ベストオーダーで駆け上がる。【金子真仁】